証 道 歌  

[四]行亦禪坐亦禪
 
 遊紅海 渉山川 <紅海に遊び山川をわたり>
 尋師訪道為参禅 <師を尋ね道を訪うて参禅を為す>
 自従認得曹谿路 <曹谿の路を認得してより >
 了知生死不相干 <生死相かかわらざることを了知す>
 行亦禅 坐亦禅 <行も亦禅坐も亦禅 >
 語黙動静体安然 語黙動静安然ごもくどうじょうたいあんねん
 縦遇鋒刀ほうとう常坦坦 たと鋒刀ほうとうに遇うも常に坦坦>
 仮饒たとい毒薬也閑閑 仮饒たとい毒薬も也た閑閑>
 我師得見然灯佛ねんとうぶつ 我が師然灯佛ねんとうぶつに見ゆることを得て>
 多劫曾為忍辱仙にんにくせん <多劫に曾って忍辱仙にんにくせんと為る>
 幾迴生 幾迴死 <幾迴か生じ幾迴か死す>
 生死悠々無定止じょうし <生死悠々として定止じょうし無し>
 自従頓悟了無生 <頓悟して無生を了じてより>
 於諸栄辱何憂喜 <諸の栄辱に於いて何ぞ憂喜せん>
 入深山 住蘭若らんにゃ <深山に入り蘭若らんにゃに住す>
 岑崟幽邃長松下 <岑崟幽邃たり長松の下>
 優遊ゆうゆう静坐野僧家 優遊ゆうゆうとして静坐す野僧家>
 @寂安居実蕭灑げきじゃくあんごしょうしゃ @寂げきじゃくたる安居あんごは実に蕭灑しょうしゃたり>
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